2019年末から発生した新型コロナウィルス。
タバコを吸ったり、タバコの煙を吸うのは体に良くないばかりか、新型コロナウィルス感染症のリスクにもつながるので、この際にやめた方がいいですね。
新型コロナウィルス感染症とタバコについて記事をまとめていきます。
タバコを吸う喫煙者は新型コロナウイルスにかかりやすい
コロナウィルスが世界的に蔓延して、人々の日常の生活行動まで変化してきましたね。
日用品を買いに外出しても、全員マスクをしていて顔の表情が分からない。
怖いですね。
何気に喫煙室の近くを通ったら、タバコを吸っている人は皮肉にも顔の表情は見てとれて、一言二言の会話をしている様子。
逆になんだかホッとする一幕も。
でも、タバコは体に悪いばかりか、今回の新型肺炎にかかるリスクがとても高いので、これを機にやめた方がいいかと思います。
何故なら、日本禁煙学会は次のように述べています。
COVID-19が重症化しやすいのは、(1)高齢(60歳以上)、(2)喫煙(現在、喫煙している人、過去に喫煙していた人)、(3)喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)のある人、(4)糖尿病や肝疾患などの慢性疾患のある人だとしている。
タバコは吸っていても1つも良いことはないと思います。
タバコを吸うと、呼吸器や全身の免疫系にも悪影響を与えることは嫌と言うほどわかっているはず。
がん、心血管疾患、呼吸器疾患の発病リスクを高める5,000種類以上の有害物質が含まれていると言われています。
上記にもあるように、今回の新型コロナウィルスの感染リスクにもつながるので、体に悪いし、何本も吸うとお金もかかります。
もうやめておきましょう。
当然、タバコの煙にも体に良くない有害物資がたくさん含まれているので、吸わない人も二次リスクがあるといえます。
喫煙者の重症化・肺炎へのリスクは14倍も高い!
中国湖北省武漢市にある華中科技大学などの研究グループが発表した研究では、喫煙者はCOVID-19が重病化し、肺炎が起こるリスクが14倍も高いことが示されたとのことです。
中国本土の感染患者1,099人を対象とした調査でも、重症化した人の割合は、非喫煙者927人のうち134人(14%)だったのに対し、現在喫煙中と過去に喫煙していた人を合わせた喫煙者では158人中38人(24%)となり、喫煙により重症化リスクが1.7倍高くなった。
喫煙は持病がない人にも呼吸器疾患を引き起こす。
日本禁煙学会は「喫煙はさまざまな感染症を悪化させます。新型肺炎でも大きなリスク要因となることを知って欲しい。タバコを吸っている人は、今すぐ禁煙に取り組むべきです」と強調している。
これでもまだ、タバコを吸いますか?
個人的には、昔タバコを吸っていました。
でも、価格が高くなってきた頃、いつも吸っていたタバコの味が変わったような気がして、マズくてやめました。
もうやめて5年くらいは経っています。
今思えば、やめて良かったな・・・と思いました。
タバコを吸うのをやめてもすぐに体調がよくなるわけではありません。
でも、やめなければ高い感染リスクをずっと背負ったまま生きることになります。
タバコがやめられない人へ
タバコがやめられない・・・
そんな経験ありませんか?
「この1本を最後にしよう・・」と思いながら、ついこの手が・・と言い、何本吸っていますか?
やめるシンプルな方法は、「買わない」の一言です。
買うから吸う、吸うからやめられない。
この繰り返しだと思います。
私の場合は、先述でもありましたが味が変わってマズくなったのでやめましたが、本数を減らす努力はしていました。
新車を購入した時をきっかけに、車内では絶対吸わないと決めたり、家では絶対に吸わないなどの工夫をしてきました。
タバコをやめようかなと考えていたら、是非、本数を減らすことから始めてみましょう。
病院のニコチン外来も効果はあります。
1日3箱のヘビスモーカーの上司が、ニコチン外来を受診し、継続したら見事に禁煙に成功しましたのを覚えています。
もう、あんなマズいもの吸えないよ!!
と、あの人の口からそんな言葉が出てくるなんて、今でも驚きでなりませんね。
最後にまとめ
以上が、新型コロナウイルス×タバコについての記事となりました。
世界共通のウイルス問題、早く収束してくれないと、経済悪化ばかりか死亡してしまいます。
行動の自粛や制限も勿論だけど、感染リスクを低下させるための禁煙も意識していきたいですね。
また、新型コロナウィルスを拡散させないためにも、除菌対策も必要です。
自己防衛しつつ、他人にも感染させないように心がける。
是非、実践していきましょう!
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