「飲んだら乗るな」私が小さな頃から聞くフレーズです。
まさにその通りだと思います。
飲酒運転で大きな人身事故のニュースを聞くと、お酒を飲む自分としてもなんだか怖くなります。
遅くまで飲むと「次の日の朝も残っているような感じ」がして、特に車やバイクを乗る方にとっては大丈夫かな・・と不安になることもあるのではないでしょうか。
また、呼気のアルコールも自分では大丈夫だろうと・・・と思っていても、消えているのか不安にもなります。
そのような悩みを少しでも軽減させるためにも、アルコールの分解を少しでも早めるためのポイントやアルコールチェッカーについてご紹介していきたいと思います。
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Contents
呼気のアルコールを消すには?アルコールの分解を早めるには水分補給は大切!?【飲酒後の運転】
【目安】飲酒後、お酒はどのくらいで体から抜ける?
アルコールは肝臓で分解され、体外に排出されるまでには予想外に時間がかかるのでしっかり押さえておきましょう。
アルコールの分解スピードを把握するためには「アルコールの1単位」をしっかりと確認しておく必要があります。
◆アルコールの1単位(純アルコール20gを含む酒量)
ビール | 日本酒 | ウィスキー | ワイン | チューハイ | 焼酎 |
500ml
(中ビン1本またはロング缶1本) |
180ml
(1合) |
60ml
(ダブル1杯) |
200ml
(グラス2杯) |
7%のもので350ml | 25度のもの100ml |
飲み終わってから分解にかかる時間(1単位あたり):約4時間が目安
※体重60kgの標準的な成人男性の場合(個人差があります)
飲み会などでは、ビール1本で終わるわけないですよね。
乾杯の1ビールは「のど越し程度」と認識されている方も多いはず。
日本酒やチューハイ、焼酎を数えきれない本数を飲んでしまっているケースって多々あると思いませんか?
政府インターネットテレビに載っていた事例を参考にしてみましょう。
<Aさんが飲み会で飲んだお酒と行動>
・飲んだアルコール
- ビール大ジョッキ:1000mlを1本
- 焼酎:100mを5杯
・PM11時頃代行で帰宅へ
・約12時間後のAM11時頃に乗用車を運転
・その後「酒気帯び運転」で検挙
本人はアルコールが残っているとは思ってもみなかったとのこと。
12時間も時間が経過しているので残っていないと思いますよね。
たぶん、自分もそう思います。
1単位当たりのアルコールの分解時間に当てはめると、このケースの場合は、な、、なんと「28時間」も抜けないことになります。
- ビール大ジョッキ(1000ml):2単位
- 焼酎(100mを5杯):5単位
(2単位+5単位)×4時間 = 28時間
飲む量によっては1日経っても抜けない量を飲んでしまっていることになります。
Aさんの性別や年齢、体重、体質などでもアルコールの分解に差が出るとは思いますが、それでも抜けるには相当の時間が必要になるってわけですね。
お酒に強い人は、この事例くらいの量は軽く飲むと思うんですよね。
少なくとも次の日は車に乗る予定は入れないことが賢明と言えますね。
◆アルコールの分解にかかる時間の目安
1単位 = 純アルコール20gを含む酒量
- 1単位:約4時間
- 2単位:約8時間
- 3単位:約12時間
※体重60kgの標準的な成人男性の場合(個人差があります)
女性や高齢者はアルコールの影響を受けやすく、1日1単位より少ない量が適当と言われています。
また、性別や年齢、体重、体質などでも分解にかかる時間が変わります。
参考:政府インターネットテレビより
せっかく取得した車の免許、飲酒運転の代償はデカイ!
自動車学校や自動車免許の更新の際にも講習で聞いていると思いますが、飲酒運転で捕まると代償がデカいです。
○酒酔い運転(アルコール影響により車両等の正常な運転ができない状態)
・5年以下の懲役または100万円以下の罰金。
・違反点数35点。
・免許の取り消し
○酒気帯び運転(呼気1リットル中アルコール0.15mg以上)
・3年以下の懲役または50万円以下の罰金。
・違反点25点もしくは13点。
・免許取り消しや免許停止
○車両の提供者への罰則
・酒酔い運転・・・5年以下の懲役または100万円以下の罰金
・酒気帯び運転・・3年以下の懲役または50万円以下の罰金
○酒類の提供者・車両の同乗者への罰則
・酒酔い運転・・3年以下の懲役または50万円以下の罰金
・酒気帯び運転・・2年以下の懲役または30万円以下の罰金
参考:政府インターネットテレビより
酒酔い運転、酒気帯び運転で捕まるとせっかくの運転免許所も手放さなければならない可能性が極めて大ですね。
ましてやそれで人身事故などを起こしてしまったらもう・・・・ゾッとします。
運転していない人や提供者にも罪に問われます。
あまりにも代償がデカイので、この辺をよく考えて飲みましょう!
呼気のアルコールを早く消すにはどうしたらいい?【飲酒後のアルコール】
車やバイクに乗る人は「飲んだら乗るな」が頭にこびり付いていることだと思います。
しかし、できれば早くアルコールを抜きたいのも心情。
呼気のアルコールを解消と言うよりも、アルコールそのものを早く抜く必要があると感じます。
何かいい方法はないのでしょうか?
アルコールの分解を早めるには水分補給は役に立つのか?
結論:「水分補給をしてもアルコールが早く分解されることはない」
調べてみると、人間の体の約7割は水でできており、飲んだアルコールは体中に満遍なく溶け込むので、一時的に大量の水を飲んだくらいではアルコールは消失しないとのこと。
結果的には、時間をかけて肝臓や筋肉、心臓で分解するしかないようです。
気休め程度かもしれませんが、健康なら少しは早く分解されるかもしれませんね。
よって、諦めて上記の1単位当たりのアルコール分解時間を目安にしましょう。
また、「飲酒後に大量の水を飲めば大丈夫」と考える人もいますが、それも間違い。
眠くなるけど「寝るな!」
寝ればすっきりとアルコールも抜けるだろう・・・。
自分もそう思っていましたが、実は逆でした。
お酒を飲んで眠ると、アルコール分解速度が「約半分程度に落ちてしまう」と研究で報告されています。
単純に抜け切るのに「倍」かかるってわけです。
起きているときのアルコール分解速度が7時間だとしても、眠ることで倍の14時間もかかってしまうのです。
恐ろしいですね。
自身の経験としても、泥酔した後の目覚めは最悪ですし・・・まだアルコール残っているな・・・と感じることもあります。
おまけに、寝起き直後に胸がムカムカして、思わず近くのゴミ箱に吐きそうなときもありました。
そこまで飲むな・・・という話ですね(/ω\)
また、調べてみると「寝酒はカダラに良くない」ことも分かりました。
お酒を飲んで睡眠につくと、上気道を広げる筋肉が緩んだり鼻や咽頭の通気が悪化します。
そのため、睡眠中に呼吸が止まりやすくなってしまいます。
さらに、無呼吸後に覚醒反応が起こり、呼吸は再開されますが覚醒までの時間がお酒により長くなるため無呼吸の時間が長くなってしまうようです。
眠りも浅くなりますし、スッキリしないのもなんだかうなづけますよね。
深夜まで飲み続けない
週末、家で趣味に没頭しながら深夜3時頃までウィスキーを飲んで、お取り寄せグルメを堪能しながらダラ~っとして、最後は寝落ちしているのが最高に気持ちいです。
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しかし、当たり前の話、お酒が抜ける時間を考慮すると、あまり深夜まで飲み続けないことが大きなポイントです。
週末で次の日が特に予定が無くて、1日ダラダラできるならいいですよ。
でも実際そんなわけにはいかないと思います。
次の日が休みと言えども、家族と過ごしていると、朝から雑用や家族サービスなどが待ってましたと言わんばかりに待ち構えている人も多いのではないでしょうか。
もちろん、次の日が仕事だったり、急な呼び出しがあったりすることもありますよね。
上記でも書きましたが、寝るとアルコールの分解は倍かかることも分かっていますから、なるべく早い時間に飲んで、寝るまでに少し起きている時間を作っておいた方が早くアルコールも抜けるだろうし、何より次の日がラクだと思います。
あと気持ちの問題もありますが、朝起きてアルコールが抜けてなくて半日ダラけてしまい、過ぎた時間を後悔した・・ということもよくあると思いませんか。
ホドホドの時間で切り上げる習慣は大切だと感じます。(自分のことです・・)
アルコールチェッカーで今の状態を確認しよう!「タニタ」
道路交通法の酒気帯び運転の基準値は「呼気1Lあたりのアルコール濃度が0.15mg以上」となっています。
基準値以下でもアルコールの影響が残っている状態は「酒気残り」と呼ばれ、本人に酔いの自覚がないのが厄介な点と言えます。
私が今務めている会社では、運転する際はアルコールチェッカーを目安に大丈夫なことを確認してから運転することになっています。
本人の申告を信じないわけではないでしょうが、数値や結果として確認したい企業サイドの考えも分かります。
お酒を飲む機会が多い人は、アルコールチェッカーを1つ持参しておくといいかもしれませんね。
色んな種類があると思いますが、あまりにも安いものは安かろう、悪かろうで信頼に欠けるようなものも多いと思うので、しっかりしたブランドのモノを選んだほうが絶対に良いです。
体組成計や歩数計、活動量計といった機器で有名なタニタにはアルコールチェッカーを取り扱っています。
Amazonレビューを見ても他のブランドのアイテムよりコメント数や評価も多いように感じます。
Amazonや楽天などのポイントを貯めている方は、これらの大手ネット通販を利用しても良いと思いますし、もちろんタニタ公式サイトでも取り扱っているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
【タニタ-TANITA】いつでも手軽に飲酒エチケット「アルコールチェッカー」
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「飲んだら乗るな」の昔からの言葉は正しいと思います。
アルコールを少しでも早く抜こうと水分を大量に飲んでも、仮眠をとっても無駄と言うことが分かりました。
お酒をたくさん飲む予定があるなら、次の日は完全に車には乗らない予定にしておくのがベストのようですね。
地方在住だと車は何かと必要なので、免許取り消しになるとあまりにもデカイ代償です。
お酒を飲むシーズンはいつも以上に気を付けていきましょう!
今回ご紹介してきた情報やアイテムが少しでも参考になれば幸いです。
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