「絵本読んで!」の読み聞かせ。
小さな子供たちのいる家庭では、おなじみの光景かもしれません。
また、同じ絵本・・?と思っても、子供にとっては大事な一冊。
毎回楽しくて、大冒険しているに違いないです。
そして大抵、「なぜ?」「どーして?」などの質問攻め。
読み聞かせは、子供たちや親にとってどんな変化があるのでしょうか?
そして、上手な読み聞かせとは?
流暢に話すことだけが大切ではないようですよ。
今回は、絵本の読み聞かせのポイントやねらいについてまとめてみました。
そして、星の数ほどある絵本の中から、思い出に残る大切な一冊を探すための絵本サービスなどもご紹介していきます。
Contents
絵本の読み聞かせのねらいは?「なぜなぜ」の質問攻めの終わり方は「好奇心」を持たせよう
絵本の読み聞かせのねらいは何?
夜、子供を寝かす時に絵本を読み聞かせながら、眠りへと導く手段として活用されている家庭も多いのではないでしょうか。
自分も小さな時、親が絵本を読んでくれて、最後までたどり着く前にいつも寝てしまっていました。
今思っても、なんだか心地いいんですよね。
絵本には不思議な力があるようで、「魅力的な絵と言葉」が融合されたものではないでしょうか。
絵本を通じて「考えさせられること」や「創造力」「文化や風習」など、色んなことを学ぶことができます。
今やグローバル社会、日本と海外の文化の違いなども幼少期から知るチャンスになりますよね。
何より身近な両親から読んでもらうことで「安心感」を感じられるのではないでしょうか。
つまり、読み聞かせを通じて多くの大人から愛情を受けると、
○ 自己肯定感や社会性が育てられる
たとえば、「はらぺこあおむし」は、古くから有名でロングセラーな絵本。
日本だけではなく、世界的にも有名です。
あおむしが曜日ごとに食べたものを紹介したページには、穴が開いた仕掛けが付いいます。
曜日の感覚を無意識に意識できるし、食べ物を知ったり、形や色なども知ることになります。
また、あおむしがどのように食べ物を食べたのかなど、創造力も豊かになります。
目を引く色とりどりの色彩のイラストも、とても感性を刺激させる材料になりますよ。
関連 はらぺこあおむし【絵本】のあらすじ・感想・口コミ【読み聞かせにおすすめ!英語学習も】
実際、読み聞かせの効果としては、キッズリパブリックの小児科医の先生のインタビュー記事を参考にすると「子供にも親にもメリット」があります。
読み聞かせの効果として、言語理解、発語、情緒的な発達の促進が期待できるとされています。一部の研究では、乳幼児期の読み聞かせを行なった結果、小学校以降の成績が向上したと報告されています。そして影響は子どもだけにとどまらず、親の育児ストレスの軽減にも効果があると言われています。これは、絵本の読み聞かせを通じて親子関係が構築される結果と考えられます。
また、東洋経済ONLINEでは、読み聞かせの効果としては、下記の3つについて効果があるとされています。
① 母親のストレスが減った
② 子どもの言葉の力が伸びた
③ 子どもの問題行動が減少した引用:東洋経済ONLINE
先のキッズリパブリックにもありますが、親子関係の距離が構築されることで、母親のストレスも軽減されるといえますね。
別に綺麗な声で、スラスラと流暢に読めなくても気にすることはないです。
たくさん読み聞かせてあげましょう!
読み聞かせに必要なポイントは?
子供にとって、一度ハマった絵本は、何度でも「読んで!読んで!」と言います。
また同じものを読むの?・・・と思っても、生涯の一冊となる絵本は何度でも読んでほしいもので、そのたびに新しい発見や大冒険をしています。
大人がこの絵本なら気に入ってくれるだろうと思っても、子供はそう思わないこともあります。
気に入った1冊が見つかるまで一緒に見つけてきましょう。
気になる「読み聞かせのポイント」ですが、決して流暢でスラスラした言葉でなくても良いとのことです。
読み聞かせのコツとして、ただ読み進めるだけでなく、挿絵に描かれた情景を表現してみる、登場するキャラクターの気持ちを代弁してみる、挿絵に関して子どもに質問を投げかけ、回答に対してコメントをつける、といったことがあります。このように、絵本を通して子どもとの会話を引き出すことが大切です。読む本は多ければ多いほど良いとされています。
大切なのは、「親と子供との会話や物事に、興味を持たせるキッカケを作ってあげる」ことが大切なのではないでしょうか。
◆読み聞かせのポイント
- 流暢で上手さよりも思いを伝えよう
- 絵本を通じて子供との会話を引き出そう
- 子供が好きなジャンルの絵本を一緒に見つけよう
- 忙しい時でも、子供が絵本を持って来たら、時間を作って読み聞かせを楽しもう
なぜなぜの質問攻めが多い!良い終わり方はどうしたらいい?
絵本を読んでいると「なぜ?」とか「どーして?」とか「なんでこうなるの?」
などの質問攻めに合うこともあるのではないでしょうか。
忙しい時は、ある意味メンドクサク感じることもあると思いますが、これって「好奇心」を持ってくれているあらわれだと思うので、「なぜなぜ」の興味関心を伸ばしてあげたいものですよね。
その時の忙しさで素っ気ない言葉で切るよりも、「今度一緒に本で調べてみようか?」とか「明日、試してみようか?」とかなどと言われると、子供は嬉しいものです。
自分も嬉しかった思い出があります。
以前、クリニックの待合室で絵本を読んでいる子供がいました。
風邪シーズンもあり、待ち時間がとても長く親はイライラしている感じでした。
子供が絵本を読んでおり、「おじいさんとおばあさんはその後どうなったの?」みたいなことを親に聞いたのですが、「静かにしてなさい!」「もう死んだんじゃないの?」みたいな素っ気ない言葉で切り返していました。
その子供はなんとも言えない「シュン・・・」とした顔になってしまい、その後の会話がありませんでした。
どんな絵本だったのかわかりませんが、結果、おじいさんとおばあさんが亡くなったとしても、言い方がまずいですよね。
シラケてしまうとうか・・・。
聞いちゃマズイんだ・・・面白くないな・・・と、なりかねないと思います。
何より、創造力をバッサリと切られたような・・・そんな気持ちになります。
また、別のシーンとしては、読み聞かせではないですが、地方の電車に乗っている時に、「この漢字何て言うの?」シリーズで質問攻めに合っていたお父さんがいました。
電車の中の看板などを指さして、「コレ何て言うの?」が永遠と続いていました。
その中で難しい漢字ができたのでしょう。
答えに困ったお父さん。
「まいったな!お父さんも分からないや!」
「じゃ、辞書を使って調べてみようか!」
と気長に子供と向き合っていました。
このような何気ない子供の「なぜ?」の質問の中で、「分からないことを調べる手段や方法を一緒に教えていく姿」がとても印象に残り、この人デキタ人だな・・・と遠目から感じました。
なので、「なぜ?なぜ?」の良い終わり方は一概にこれが良いというものはないと思いますが、「子供の好奇心を削がない言い方」や「夢を壊さない言い方」が必要ではないかと思います。
だって、サンタクロースを素直に信じている子に素っ気なく「いない」なんて言えないですよね。
「実はサンタさんっては・・・」って夢を壊すことは言えないです。
好奇心を持ってもらう!「絵本選び」のお役立ちサービス
子供の一生の一冊になる絵本を一緒に探していきましょう!
とは言え、星の数ほど多くの絵本が存在ます。
書店に行っても、代表的な限られた作品しか目にすることはできません。
しかし、今の時代は便利です。
ネットサービスやアプリサービスを上手に活用すれば、試し読みも簡単に行え、興味を持った1冊が見つかり易いです。
また、絵本の読み聞かせサービスを提供している「絵本読み聞かせアプリみいみ 」は、子どもが喜ぶ!寝かしつけにもぴったりの「聴ける絵本」アプリです。
大まかな特徴は以下の通り。
- プロのナレーターによる絵本の読みきかせ楽しめる
- おやすみ前の寝かしつけにもぴったり!
- 物語のセリフの一部を吹き替えて遊べる
- 親子で役を決めて遊んだり、保存した子供の声を家族で楽しんだりできる
- 人気の絵本から名作童話まで、幅広く50冊以上を配信
- 1ヶ月無料でお試しOK
ほんと、今の絵本サービスってすごいですね・・・。
私の小さな頃の絵本はデジタルサービスなんてなかったです。
読み聞かせは、常にお母さんの声でした。
あるいは「日本むかしばなし」のテレビ放送が別の意味での読み聞かせで印象に残ってます。
また、星の数ほどある絵本の中から、お気に入りの一冊を見つけるには、「絵本ナビ 」サービスの利用も欠かせません。
年齢毎におすすめの絵本をセレクトした『年齢別絵本セット』がおすすめ。
年齢別のおすすめ、ランキング、みんなの声から作品が選べて、スマホでもパソコンでも試し読みできるサービスが付いているので、失敗が少なく嬉しいですね。
大まかな特徴は下記の通りです。
試し読みができる絵本が沢山あるのが大きなポイントと言えますね。
絵本の読み聞かせのねらいは?なぜなぜ質問攻めの終わり方は好奇心を持たせよう|まとめ
忙しくて疲れている時に限って「ねーこの絵本読んで!」と来ることもあるかもしれません。
もう寝かせて・・・と思っても、ほんの少しでも時間を作り読み聞かせをしてあげましょう。
その積み重ねがきっと大切なのではないかと思います。
子供に読み聞かせをしながら、一生の思い出に残る絵本を見つけていきましょう!
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