9月1日は防災の日、11月5日は津波防災の日ですが、防災グッズの準備は整っていますか?
今や日本ではゲリラ豪雨による水害や地震など、いつ何時災害が発生するかわからない状況です。
南海トラフ巨大地震のキーワードがニュースで出るたびにもはや他人事とは言えないですね。
さて、防災グッズを自宅に準備されている家庭も多いと思いますが、家の中と車の中にも防災グッズを保管しておくのがオススメです。
車は収納スペースに限りはあるものの、短期間での一時的な避難としては便利な乗り物です。
能登地震のように非難が余儀なくされた場合、車を中心に非難生活を選択される方も多かったようです。
災害時に備えて「車にどんな防災アイテムを備えておくのがいいのか・・」をまとめてみました。
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防災グッズの置き場所は車の中も効果あり!おすすめ防災アイテムも
最低限必要な防災グッズをリスト化して備えておこう
防災グッズと言ってもパッとすぐに何が必要なのか思いつかない方も多いのではないでしょうか。
必要なものは一旦リスト化して把握するのがオススメです。
長期的な避難のことも考えると、いつも服用している常備薬などがある場合は合わせて確保してきたいものです。
この常備薬については意外と落とし穴のようで、急いで非難したものの、いつも服用している薬がなくて体調が悪くなったというケースも耳にします。
私も手指が乾燥しやすいタイプですぐに切れるで痛くなるので、医者から保湿剤を定期的にもらっていますので、外出用のバックには常に1つ入れてあります。
リストアップするとキリがないですが、あると安心感が感じられるものをピックアップしてみました。
いきなり全部を揃えていくのは難しいと思うので、着替えやタオルなど日常で使えそうなものから準備していくのもいいかもしれませんね。
私の場合、避難食としてサッポロポテトの小袋や柿の種などをよく常備しています。
チョコ系は夏溶けますからね。
参考にしてみてくださいね。
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車に乗せておく防災グッズは100均も利用しよう!
車に乗せておく防災グッズは身近100円ショップも利用していきましょう。
上記でリスト化した防災グッズの大半は100円ショップで揃いそうなものばかりです。
キャンプグッズのアイテムも充実しているので、使えるものは多々あると思いますよ。
ただ、2024年1月1日の能登地震があった後、100円ショップから防災系グッズがしばらく品切れだったことを覚えています。
また、コロナ時もそうでしたが、欲しい時にマスクが無いという状態にならないためにも、普段から少しずつ揃えておくのがおすすめのようですね。
温暖差がある夏や冬などシーズンに応じて車に載せるアイテムをチェックしよう!
車に載せる防災グッズですが、夏や冬などシーズンに応じて載せるアイテムをチェックしていきましょう。
私自身の経験ですが、失業時は日中、車の中でブログ運営をして活動していた時期がありました。
春や秋の過ごしやすいシーズンはいいのですが、夏や冬の車内は本当に大変です。
夏は40℃越え、冬はマイナス・・・。
ガソリン代の面もありますし、1日中エンジンをかけっぱなしと言うわけにもいきません。
ちなみに夏と冬であると便利なアイテムをピックアップしてみました。
夏にあると便利なアイテムなど
- サンシェード
- 遮光カーテン
- 断熱フィルム
- USB型扇風機
冬にあると便利なアイテムなど
- 車内をフリース布やアルミシートで覆う
- ヒートテック
- カイロ
- 寝袋
個人的には、夏の暑いのも大変でしたが、冬の底冷えも我慢できないくらいの冷たさがあり、下手したら命の危険性があると感じました。
ちなみに、冬にエンジンを切ったまま長時間、車の中でブログ作成をしていた時、座席シートの隙間から何と言えないヒンヤリとした冷気が入ってきて完全に足腰が冷やされてしまい、後日腰痛になったことがあります。
この先、車を拠点としてブログ作成をすることもある思うので、しっかりアウター着こむ、カイロを貼る、座席の隙間をフリース類で塞ぐなどの基本行動は必要だと感じました。
余裕があれば下記のようなキャンプアイテムを中心に揃えていくのも手っ取り早いかもしれませんね。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
★ 軽量でコンパクトなキャンプ道具。UL・ミニマムキャンプ【MOFMA(モフマ)】
【夏シーズン】車に水を積んでおくのはNG?
避難で必要なのが「水」。
1人あたりの必要な水は“1日3リットル”といわれています。
災害による程度の差によっては、救命に数日かかり時間がかかることもあると思います。
そう考えると車の中にも少し水を備蓄しておきたいものです。
家の中には水を含めた飲料水のストックってあると思いますが、車の中に避難用として水を積んでおくのはちょっと・・・て考えてしまいますよね。
特に暑い夏シーズンです。
車内の暑さから「水の状態が悪くならないかな?」と心配になってしまう人もいるはずです。
日中の車内の温度は半端ないほどに上がってしまいますからね。
この点に関しては、水の「耐温度域」というものに着目して選ぶのがオススメです。
耐温度域とは、ある製品の品質が保たれる・正常に機能する温度の範囲のことを言い、この耐温度域が「-20~80℃」といったように幅広く設定されている水を選ぶのがポイントです。
夏の暑い時期から冬の寒い時期まで耐えられるよう、耐温度域が広い製品が売られていますので、車に避難用の水を設置する場合はぜひ検討してみてくださいね。
ちなみに、車載用非常食として注目されている「The Next Dekadeのメーカからラインナップされている非常食 」は賞味期限が10年、7年などかなり長いです。
車載用備蓄の水なども充実しているので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
「車」を一時避難生活の場とする理由やメリットについて
災害で避難所を拠点にして居る方も多いですが、中には車を一時避難生活の場として選択する方も多いのではないでしょうか。
実際に2024年1月1日の能登地震があった際も多くの方が避難生活を余儀なくされました。
次第に日数が経つにつれ、車を避難先の場として生活をし始めている方も少なくないことを知りました。
ニュース番組で聞いていると、次のような理由が挙げられていました。
- 避難所が満員
- プライバシーの問題
- 小さい子供や体が不自由な家族がいる
- ペットがいる
避難所が満員で、しかも仕切りなどもなくプライバシーも確保できない状態も少なくありません。
また、小さなお子さんがいる場合、周りは最初は癒されて可愛いと思うようなのですが、夜泣きなどが続くと険悪な雰囲気になるようなことも言われていました。
私が住んでいる地域でも一部避難所が開設され、簡易的なテントが複数用意された会場がありましたが、正直息が詰まる雰囲気が感じられました。
このような場では、たとえ悪気がなくても大きな声や物音を立てるとクレームが来そうな感じがします。
難しい問題ですよね・・。
そのような理由や背景もあって、車を一時的に避難の場として活用する方も多いようです。
車は単に移動のためだけではなく、上手く活用すると一時的な生活のスペースにもなります。
- 雨風がしのげる
- プライバシーを保てる
- 鍵がかけられるので防犯上も安心
- エアコンで快適に過ごせる
- ラジオから災害情報を得られる
- シガーソケットやコンセントから電気を得られる、充電ができる
ざっと考えるだけでもこのようなメリットがあります。
もちろん車の大きさの違いや避難する人数によっても快適さも異なると思いますが、プライバシー面やセキュリティ面などにおいては多少なりともメリットがあります。
また、車はシガーソケットを利用して電源を取ることも可能です。
スマホなどの情報ツールはバッテリーを切らすわけにはいかないです。
USB機器で動作する身近な便利グッズも多数存在しますので、モバイルバッテリーなどに蓄電できれば、エンジンを止めていても使用することが可能です。
夏の場合は、USB型の小型扇風機1台あるだでもかなり助かりますよ。
車は使い方次第で便利な避難空間になるのではないかと思います。
あると便利かも!?車の中を快適にするアイテム
【ポータブル電源】大容量 500Wポータブルバッテリー
ポータブル電源はこれからの日本では1台必要なのかもしれません。
近年の日本では災害が昔と比べて比較にならないくらいに大きなものになっていますし、電気が長時間使えなくなることもあります。
スマホやラジオなど必要最低限の機器だけでも充電ができると助かります。
ソーラーパネルと合わせて使用すれば、工夫次第で電気代の節約にもつながるかもしれません。
【KYG】 車カーテンバックドア用防虫ネット
車のカーテンもあると便利です。
特に夏のシーズンだと、ずっと車のエンジンをかけっぱなしというわけにもいきません。
窓を開けて温度調整や換気も必要です。
でも窓を開けると虫が入ってくることもあると思いますので、車用カーテンがあると何かと便利です。
また、着替えの際にも役立つと思いますので、あると色々活用できると思いますので、是非試してみてくださいね。
【メルテック(meltec)】車用電気湯沸かし器 あったカーケトル
飲み物を確保しても、寒い冬だと暖かい飲み物が欲しいものです。
そのような時は車用の電気ケトルが役立ちます。
シガーソケットから電源が取れるシンプル機能です。
暖かいものを飲食すると体も温まります。
避難アイテムとしてではなく、アウトドアなど1台あると便利なアイテムになりそうですね。
防災グッズの置き場所は車の中も効果あり!おすすめ防災アイテムも|まとめ
防災グッズを車内設置するメリットや、備えておきたいアイテムなどをご紹介しました。
誰しも災害に遭いたい人はいないですが、いつどこで発生するかわからない状況です。
余裕のある時から少しずつ準備しておき、リスク管理をしていきまし!
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