あなたの身近に「独身貴族」の方はいますか?
「いいわね・・気楽で・・」みたいなことを先日言われたのですが、人それぞれ環境が違うのでイチガイには言えないと思うんですよね。
一昔前と違って、正社員で働いて1つの会社で定年を迎えるという安泰の世の中は終わりました。
年収たっぷりの独身貴族もいますが、そうでない人も多いのが実情です。
以前、既婚者に言われたことがありますが、「気楽でズルイ生き方だよね ・・」とも言われたことがありますけど、こちらか言わせれば「好きで結婚されたのでは?」と思ったりもしたわけです。
単純に若い時、モテなかったわけで・・・。
あと、適齢期にリストラに遭遇して破談になったり・・・。
逆に「何がズルイのか?」と後々、思ったりしました。
私の職場や身近な人でも、結構良い年こいて独身を貫いている方がたくさんいます。(既婚者もいますよ・・)
彼ら考え方や自分の考えも含めて、独身貴族の考え方やメリットなどをまとめてみました。
Contents
独身貴族はずるい生き方で羨ましい人生か?貯金やスキルの勝ち組になるための準備期間?
独身貴族のメリットとは?
時代はどんどん激変していて、かつてのような独身貴族を謳歌できる人も少ないかもしれませんが、独身ならではのメリットを考えてみました。
独身期間だからこそできることも多々あると思いますので、先の将来のためにしっかり有意義な時間を過ごしたいものですね。
使えるお金の自由度がある
独身貴族の立場でも人それぞれケースは色々だと思いますが、使えるお金に多少なりとも自由度があるのではないでしょうか。
独身の立場を利用して将来に向けてしっかり貯金に回す人もいるでしょうし、休日は趣味にお金を費やすことも可能です。
親への仕送りや介護などの必要な費用は別として、基本的に仕事や副業で稼いだお金は、自由にコントロールすることができます。
収入よりも出費が多いと危険ですが、節約志向をしっかり持った独身貴族なら、多少年収が低くても貯金もしつつ、欲しいものもある程度自由に買える楽しさがあると思います。
仕事仲間にも独身貴族がいますが、普段お金を使うことがあまりないようで、貯金が貯まる一方だと言っていました。
そんな人に限って、宝くじが当たったりするんですよね。(たった10枚分とかで・・)
また、お金にガツガツしていないこともあるのか、暇つぶしに始めた副業がヒットし「なんか知らんけどまたお金が別から入って来たわ・・・」と言っていました。
たぶん、お金がお金を呼ぶとはこのことだと思います。
なので、使うことがないため、たまに数人で食事に行くと「全部おごるよ!」「君たちは財布いらないからね!」と言います。
ポンッと1軒のお店で10万円、次の店でも10万円近くの支払いがあった時は、「いや~久しぶりに使えてよかった!もう一軒行く?」と言っていました。
続けて、「気にしなくてもいいよ!キミたちはお金のことは心配いらないからさ!」と。
さすがに丁重にお断りしましたが、手土産に食べきれないほどのショートケーキを20個もいただきました。(1人20個です。さすがに食べきれないです)
少々極端な人の例でしたが、独身貴族は稼いだお金をある程度自由に使えるメリットがあります。
趣味を楽しんだり、新しいスキルを身に着けるなど、何かを始めるには少なからずお金は必要です。
家族がいたら、優先度を考えて自分のことは二の次になりがちですからね。
ちなみに、私も独身なので「節約+貯金+副業」をしながら欲しいものや体験したいことはある程度楽しんでいます。
独身の期間を利用して、しっかり貯金しつつも、粋なお金の使い方をしたいものですね。
時間をある程度有意義に過ごせる
独身貴族にとって、お金の自由さの他に「時間のコントロール」においても自由度があります。
同居していなかったり、彼氏・彼女がいないのであれば、尚更時間を有意義に過ごすことができます。
休日は何時でも寝ていてもOKですし、何時に帰宅しても大丈夫です。
まさに自分のペースです。
仮に仕事が好きで昇進を目指す野心のある方であれば、帰宅後も仕事モードで過ごすことができるので、周りと差を付けることができます。
仕事に必要なスキルを身に着ける時間は、自分だけの時間のコントロールで済むわけなので、モチベーションさえあれば多くの時間を取ることができます。
いずれにしても私は仕事において昇進の意欲はあまりないので、自由時間は趣味と副業をコツコツ実践しています。
時間は大切なので、独身期間の有益な時間を大切にしていきましょう。
煩わし人間関係や親戚関係を作る必要がない
結婚された数人の女性から聞いた話なのですが、結婚した後、旦那の実家に年に数回行くだけでもストレスが溜まる!と言っていました。
とある女性の場合は、あいさつ程度で数時間の世間話をして帰ることができるそうですが、別の女性の場合は、年末やお盆などで1泊することがあるらしく、とても苦痛だと言っていました。
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さらに、嫁姑、親戚間の問題などもありますからね・・・。
ましてや親戚に同学年の子供がいると余計に厄介です。
うちの子が早く歩いたとか、九九を覚えたとか、アルファベットを覚えたとか、何かとずっと比較されることが多いです。
県外で遠く離れていればまだマシなのですが、近い範囲だと通っている学校のレベルもバレるし、何かと面倒です。
まぁ、私にも同学年の親戚のコがいまして、性別も男性。
親戚の子はめちゃ頭が良くて、スポーツもできて手先も器用で、何一つ勝てるものがなかったです。
親戚一家が県外に転勤になった時、何故かホッとしました。
人間関係で悩むのは職場だけで十分すぎるくらいです・・・。
独身である自身の偏った意見なのかもしれませんが、仕事以外は人と接したくないと考える派です。
私個人的には、面倒な親戚を増やしたくなく、当面は自分がチャレンジしたいことを優先にしたいと考えるので、もう少し独身を続けたいと思っています。
自己投資に時間とお金を費やすことができる
イヤラシイ言い方かもしれませんが、世の中「お金」が大切です。
お金がなければ、何もすることができないです。
独身貴族は、使えるお金にはある程度の余裕がある人が多いです。
たとえば、自己投資をするにせよ、ブログ運営などで副業をするにせよ、少し失敗してもいい余分のお金と時間がないと踏み切れないものです。
その辺を躊躇していると、機会を逃してしまい副業の第一歩を踏み出すことができません。
独身貴族の場合は、先述でも書いた通り、ある程度のゆとりのあるお金と時間があります。
1年でも早く、老後の資金を溜めてしまった方が後がラクです。
将来に向けて、本業とは別の収入源を見つけて、将来の資産を形成されては如何でしょうか?
本業とは別の副業は一見すると始めやすそうな気がするのですが、家庭を持っていると中々簡単にはいきません。
家族の協力があれば続けやすいかもしれませんが、一人で隙間時間を使って・・・と思うと、そう簡単にはいかないのがオチです。
私はこれまで何度か失業をした経験からもいえるのですが、仕事の賃金だけをあてにしていても、貯蓄には限界があるのではないかと思います。
一昔前のようにしっかり正社員として働いて、正しい評価をしていただけるのであれば、コツコツと将来に向けて貯金もできるかもしれません。
しかし、今の世の中の求人を見てもわかりますが、正直マトモな就職先はないです。
正社員でも賞与、退職金ナシで総支給15万円などが多いご時世。
賢いAI君の登場で、皮肉にも人間が活躍してきた仕事が無くなってきている始末です。
将来設計を真剣に考えるためにも、独身という身軽な時期を最大限に活用して行動してみては如何でしょうか。
資格などスキルアップに時間を費やすことができる
独身に限らず、日々スキルアップや成長を目指して生きていきたいものです。
隙間時間を大切に、少しずつスキルアップを目指していきたいところですが、中々モチベーションが続かないのが人間です。
その点、独身の場合は休日などの時間を上手くコントロールすることができるため、まとまった時間を作りやすいはずです。
仕事で関連性のある資格取得を目指すのもいいですし、将来独立に向けて難しい資格取得をコツコツと目指してみるのもいいのではないでしょうか。
私は過去、就職難やリストラなどの経験が多数あるのですが、資格取得は決して無駄になることはないと考えています。
確かに資格を持っていても100%就職に有利に働くかと言えば「No」ですが、持っていないと応募資格すらないです。
色々ピンチの時期もありましたが、とある資格を保有していたことで中途半端な年齢でも採用につながったことがありました。
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独身で少々時間とお金にゆとりがあるのであれば、現状の関連性のある資格やキャリアチェンジを余儀なくされたときに武器となる資格を早めに取得しておくのがオススメかと思います。
後から目指そうと思うと、知力体力とも低下してきますので、1年でも半年でも早めの行動をしていきましょう。
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副業に時間を費やすことができる
独身に限らず、副業をされている方も多いのではないでしょうか。
今のご時世、就職できれば安泰の世の中ではなくなりました。
雇用形態も足元を見たものばかりで、派遣やパートなどの有期雇用案件が乱立しています。
毎日ストレスを溜めて頑張ってどれだけ労働をしても、豊かな生活には程遠く、必要な資金をためることは難しいのではないでしょうか。
それをカバーするのは「副業」しか方法はないと考えます。
毎月の出費の一部を副業でカバーできるだけでも、かなりの負担軽減になりますよね。
独身貴族の場合は、使えるお金と時間には多少の余裕があるため、単純に仕事以外の副業にも取り掛かりやすいです。
また、副業を始めるにあたって、必要な知識や方法を事前に購入したり、セミナーで吸収する方法もあります。
当たり前ですが、やみくもに始めるよりも、やり方を先に確認してから進めた方が時間も労力も最小限です。
要領がある程度掴むことができれば、あとはどれだけ時間を効率よく使えるかの勝負です。
独身貴族の場合は、比較的時間を自分でコントロールすることができるため、短期集中で副業に時間をあてることもできるので、その点は強いかもしれませんね。
いずれにしても、長期に渡ってムリなく自分のペースで続けていけるのが一番いい方法ですよね。
私の知り合いの既婚者の方に聞くと、仕事が終わって帰宅すると自分の自由時間なんて持てないと言っていました。
ましてや1人になれる場所すらないと。。。
独身貴族の貴重な時間を最大限利用して、将来に向けた副業を考えてみては如何でしょうか。
仕事先の上司にあまりペコペコする必要がない
仕事をする上で人間関係はとても大切な要素です。
どんなに好きな職業でも、同僚や上司に理不尽な性格の社員がいるだけでストレスが溜まる一方ですよね。
私が以前勤めていた職場では、自分も含めて独身社員が割と多く、早く老後の資金を溜めて後半の人生を豊かに過ごそうという考えの方が多かったため、独身時代を利用して貯金意識やスキルアップには貪欲でした。
ですので、私の経験した職場環境に限ってですが、独身の方は上司の理不尽な要求には応えない風潮が強かったです。(わけのわからんことを言ったら転職するだけなので・・・の考えです)
よって、家族を持っている方やNoと言えない性格の方へ上司達はターゲットロックオンし、飼い犬のようにこき使っていたのを覚えています。
ちょっと意見をするとリストラなどのニュアンスを醸し出し、妥協させる感じでしたね。
ペコペコ、指の指紋が無くなるほどの社員が何人もいましたよ。
私には、「彼らは家族のために・・・」という必死さを感じられましたが、会社側としては一切関係ないのが見て取れました。
ほんと嫌な感じですよね。。。
今の時代、就職しても安心して定年を迎えららるほど余裕のある企業はないと思います。
どれだけ会社に奉公しても、賃上げはおろか、逆に立場を悪くして社内いじめのターゲットにされてしまう危険があります。
本業は大切ですが、自身の生活も大切です。
ペコペコしすぎて自分の立ち位置や将来設計を失わないようにしたいものです。
独身貴族のデメリットとは?
独身貴族にもデメリットはあると思います。
いい年こいて独り者だと、世間的に「変な人」と思われたり、「何かあるんじゃないのか?」と見られたりするのではないでしょうか。
職場の同僚が既婚者ばかりだと、何となく恥ずかしく感じたりもします。
職場や親戚に「何で結婚しないの?」とウザイことを言われたりするケースも時にはあるかもしれません。
色んな境遇の方がいるので一概に言えませんが、「単純に出会いがなかった」「モテなかった」という人も多いのではないかと思います。
私も仕事がとても忙しくて休みがなかった時期も結構あったので、何十年も休日は誰とも合わずに過ごしていたため、出会いすらなかったですよ。
また、「老後が1人になる・・・」「寂しい老後になるのでは・・・」という不安も考えられます。
先祖や親に申し訳なくも感じることもあるのではないでしょうか。
私も、ふと、何かのきっかけで親に話したことがありましたが、
「子供や孫がいても老後の面倒を見てくれない家庭は身近でもよく聞くし、結局、死ぬときは最後は1人よ。だから、あまり深く考えなくてもいいのよ。」と。
どうしても寂しくて結婚したいと思えば、ネットなども利用し、お見合いで相手を探すこともできる時代ですから、自分自身の人生設計をしっかり計画・準備していく期間として捉えていけばいいのではないでしょうか。
独身貴族はずるい生き方で羨ましい人生か?貯金やスキルの勝ち組になるための準備期間?まとめ
人それぞれ出会いや分かればいつ訪れるかわかりません。
早い人もいれば、当然遅い人もいます。
出会いが無くて嘆いてボーっとしていたり、何も行動しないのはとても勿体ないことだと思います。
独身期間は、使えるお金や時間において、ある程度の自由さはあります。
それを武器に使わない手はないと考えます。
楽しみながら長いが短いか分からない人生に向けて、少しでも豊かな生活になるように人生プランを考えてみては如何でしょうか?
中途半端に忙しくなると、考える暇もなくあっという間に時間が過ぎるので、今回の記事を参考に一瞬でも考えるきっかけになれば幸いです。