「押し入れやクローゼット」は、定期的に換気や除湿をして湿気対策をされていますか?
日当たりが悪く、年中押し入れの中がジメジメしていて困っている方も多いのではないでしょうか。
久しぶりに開けると、なんとも言えないモワーンとした匂いがしたり、大切な洋服がカビやしみだらけに・・・。とてもショックですよね。
困っているのは、あなただけではありません。
住まいの湿気が気になる人は60.1%、男性5割強、女性7割弱です。女性30・40代では、「気になる」という強い意見が他の層より高くなっています。
引用:マイボイスコム株式会社より
実に多くの人が困っている模様。
私も経験ありますが、北側の部屋などはいつもひんやりしていて、梅雨や雨シーズン以外も、押し入れやクローゼットの中が湿っぽいです。
過去、お正月用の座布団にシミやカビが生えていたこともありました。
なので、この北側の押し入れにはあまり大切なものは収納できず、年中、除湿剤や除湿乾燥機を回している状態です。
そこで、今回は、押し入れの湿気・カビ対策にオススメのグッズなどをご紹介していきます。
カビ菌が多いと体に不調をきたす原因にもなります。
快適な環境をキープしていきましょう!
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Contents
押し入れの湿気がひどい!カビ対策・湿気対策おすすめ5選!湿気とりボード、珪藻土など
多くの人が家の中の湿気に困っている!?
冒頭にも書いた通り家の中の湿気に困っている人は多いです。
23%の家の中全体的から、お風呂場や押入れクローゼット、北側の部屋など悩みは共通しているようですね。
当然、カビやニオイ、空気がこもる、結露などの原因となり、実際に発生してしまっているのも事実。
◆湿気が気になる場所
湿気が気になる場所は、「家の中全体的に」が23.1%、「風呂場」が49.4%と半数弱にのぼります。「洗面所」「押入れ・クローゼット」が2割強~3割弱、「日当たりの悪い部屋、北側にある部屋」「脱衣所」「キッチン・台所」が各2割弱です。「靴箱」「風呂場」「押入れ・クローゼット」は、女性、特に女性高年代層で比率が高くなっています。◆住まいの湿気で困っていること・気になること
住まいの湿気で困っていること・気になることは、「カビが発生する」が49.2%、「におい」「空気がこもる」「結露」「室温(温度)が高く感じる」「なんとなく、じめじめする」が各20%台となっています。◆湿気があることで困る・気になる時
住まいの湿気で困っていること・気になることがある人のうち、「ほぼ一年を通して」気になる人は24.2%となっています。「梅雨」が59.9%で最も多く、「雨のとき」「夏」が3~4割、「気温が高いとき」「冬」が各2割弱です。「雨のとき」は、女性の比率が高くなっています。北海道や東北、北陸では「冬」が他の地域より高い傾向です。引用:マイボイスコム株式会社より
カビや湿気対策をしていないと体調不良につながる場合も
湿気やカビが全くない家は無いと思いますが、こまめに掃除したり、湿気対策をしないと部屋の中や壁の裏側、クローゼットや押入れなど、家のいたるところでカビが発生します。
自宅で湿気で驚いたのは、食器棚。
キッチンは換気扇を回していても、どうしても湯気などで熱気や湿気がこもりがち。
食器を取り出そうとすると、何故か食器類が濡れているんですよね。
確認すると、食器棚の棚板にびっしり水滴が付いていました。
目に見える部分だけでも、湿気で水滴がびっしり付いているのを確認できるワケですから、普段目にしない部分はどのようになっているのでしょうか・・・。
考えるとゾッとしませんか?
押し入れやクローゼットの奥の方とか、ヤバそうですよね。
しっかり換気したり、除湿対策をしないと、カビの原因になったり、ダニなどの虫が発生する場合も考えられます。
湿度が高い時期になると増えてくるカビやダニ。カビは湿度65%以上・室温20~25℃、ダニは湿度70%以上・室温20~25℃と、暖かくてジメジメした同じような環境を好むため、湿度の高い時期になると、カビとダニが繁殖してくるのです。
しかも、室内のダニはカビを好物としているため、カビが繁殖している場所にはダニも発生しやすいという、うれしくない相乗効果も働きます。
こうしたカビやダニのフン・死骸を吸い込むことで、アレルギー症状を引き起こすこともあるため、正しい知識と身につけて対策を行うことが重要です。アレルギーとは、外から入ってくる異物から体を守る免疫という仕組みがマイナスに作用する現象ですが、その症状はさまざまです。よく見られる症状としては、「アトピー性皮膚炎」や「ぜんそく」、「鼻炎」、「目のかゆみ」などがあります。
引用:ストリーマ研究所より
ストリーマ研究所の記事によると、室内のダニはカビを好物として寄ってくるようです。
当然食べるとフンも出すわけで、寿命尽きて死骸も発生します。
それらのカビ菌やダニのフンや死骸を吸い込むと、アレルギーが発生したり、体調不良になったりすることもあるので、しっかり対策しておきたいものですね。
ちなみに、同じくストリーマ研究所によると、「1gのホコリに含まれるダニ(フン・死骸)の成分が、わずか10µg(100万分の10g)でも、アレルギー発症のリスクがあると言われています。」
とにかく、湿気を発生させにくい環境を整えることが大切ってことですね。
- 押し入れやクローゼットには、湿気ができやすく放置するとカビの原因に
- カビが好物なダニが発生し、フンや死骸を残す
- わずかなホコリの中にもダニのフンや死骸、カビが大量に混じっている
- 体内に吸い込むと体調不良の原因につながる
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押し入れやクローゼットの整理整頓・不用なモノは断捨離も!
とにかく、不要なものは押し入れやクローゼットに押し込んでおこう・・・。
そうやって日に日に使わない荷物が増え、押し入れやクローゼットがモノでギューギュー詰めになっていませんか?
ギューギュー詰めだと、当然ながら通気性も悪く、体に悪い環境が整ってしまいます。
1年を通じて衣替えや年末年始の大掃除などをする機会があると思います。
一度、押し入れやクローゼットの中を点検し、明らかに使わないモノは思い切って処分してみては如何でしょうか?
モノを減らすと隙間が確保でき、収納に工夫もしやすくなるので一石二鳥ですよ。
とにかく、不用品は誰か欲しい人もいると思うので、フリマなどで出品してみては如何でしょうか?
宅配査定などを使えば、店舗に持ち込まず査定確認もできるので便利です。
部屋の整理にもつながって、ちょっとした収入も入ってくると嬉しいものですよ。
押し入れやクローゼットのおすすめ湿気対策!湿気とりボード、珪藻土など
【Belca すのこ】クリーンパレットボード 2台入り カビ防止 湿気防止 (日本製)
とても原始的ですが、すのこの上に荷物を置けば、通気性も確保でき湿気対策に繋がります。
また、掃除機のノズルが入る高さなので、しっかり掃除もできるため、ダニのフンや死骸を放置させず綺麗な環境を整えることができるのではないでしょうか。
隙間に乾燥剤や吸収剤などを設置したり、扇風機やサーキュレーターなどで通気性を良くしたりすることで、更に除湿効果も期待できると言えます。
【除湿シート】シリカゲル入り 洗える 吸湿シート 吸湿センサー付き(2年品質保証)
洗える除湿シートに乗せってしっかり除湿対策をしていきましょう。
吸収した湿度を教えてくれる吸湿センサーが搭載されており、吸湿量が増えるとセンサーの色で天日干しのタイミングを教えてくれます。
このシートはとても軽量なので、敷布団やベッド、押し入れやクローゼットなどにも敷きやすいのが特徴です。
備長炭入りなので、においのトラブルにもおすすめです。
【センタック 除湿機】 押入れ 電子吸湿器 (ペルチェ式で静音タイプ)
ジメジメ湿気が気になる押し入れやクローゼットには、除湿器の設置もおすすめです。
とは言っても、大きすぎる除湿器や音がうるさい除湿器は避けたいものです。
この除湿器は、コンプレッサー式とは違い、ペルチェ式構造で作られており、気になる音や振動がより軽減された作りになっています。
「幅15.8×奥行14.4×高さ31.8cm」の比較的小型タイプだが、タンク容量は「840ml」の大きさがあるのですぐに停止する心配はないと言えます。
すのこなども併用することで、効率よく除湿対策をしていきましょう。
【SUNGYIN 除湿機】 コンパクト・静音タイプ除湿器
こちらの除湿器もコンパクトで除湿効果が高いアイテムです。
Amazon評価を確認しても★4.4のかなりの高評価と言えます。
静音でしっかり除湿ができる点は、先ほどの除湿器と負けず劣らずの性能と言えます。
1つ機能的なメリットとしては、タンクに湿気をためて捨てるタンクが付いていますが、排水口が付いており、ホースと接続すれば連続排水が可能なアイテムです。
押し入れやクローゼット以外の水割りの部分で使いたい場合は、大いに活躍できる性能を秘めていると言えます。
使い勝手よさそうです。
【珪藻土】 ペンギン型 乾燥・除湿剤 (半永久的に使用可能)
ぺんぎん型をした「有害物質なしの自然素材」で、吸湿性の高い珪藻土と、脱臭効果のある炭を組み合わせた調湿脱臭剤です。
「珪藻土」の特性は何といっても驚異の吸水力です。
珪藻土には多気孔質からなす無数の小さな小さな「穴」が水分を瞬時に吸収し、吸収した水分が一定量に達すると、自立呼吸により水分を放出する仕組みです。
7-15日後に流水で洗い流し、天日干しをして乾燥させると吸湿効果が戻るため、半永久的に使えるのでコスパは良いです。
交互に使えるように、2、3個常備しておくと便利ですね。
もちろん、脱臭効果もあるので気になるニオイ対策にも最適と言えます。
押し入れの湿気がひどい!カビ対策・湿気対策おすすめ5選!湿気とりボード、珪藻土など|まとめ
押し入れやクローゼットは普段使わないから、モノを収納しているスペースです。
あるいは、この先使うことがない粗大ごみっぽいものが、ギューギューに押し込められているのかもしれません。
一度、何が入っているのか確認し要らないモノは捨てましょう。
収納する時は、すのこなどの除湿対策ボードなどを底面に設置し、通気性をしっかり確保させるととともに、掃除をしやすい工夫をつくりましょう。
押し入れやクローゼットの湿気対策に繋がればと思います。
◆ 押入れや窓の結露湿気対策の簡単おススメ改善方法5選!【梅雨】のジメジメ防止
◆ 【新聞紙以外】濡れた靴を早く乾かす方法・足がかゆい対策!乾燥剤やシリカゲルなど
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