【相撲の立ち合いルール】仕切り回数が長い!何度も行ったり来たりするのは何故?

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日本の国技である「大相撲」

奇数月に開催され、毎回楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。

決まり手の技名やルールなど細かい規則はあるにせよ、見ていてもシンプルで迫力のある勝負です。

見ていて1つ疑問に思うのが、勝負が開始するまでの仕切りのやり取り

お互いが中央によってしゃがんで手を付いていよいよ勝負か!と思いきや立ち上がって、塩をまきに戻って、また中央に行って、今度こそ始まるのか?と思いきやまた、元に戻って塩をまく。

何回行ったり来たりするの・・?

その間にちょっと離席した瞬間に勝負が始まり、座布団が宙を舞っていた・・・(笑)。

私の観戦において、仕切りのタイミングが合っていないんですけど・・・と思うことがあります。

そこで今回は、相撲の勝負が始まるまでの仕切りや立ち合いのルールについてまとめてみました。

 

【相撲の立ち合いルール】仕切り回数が長い!何度も行ったり来たりするのは何故?

冒頭でも書きましたが、相撲の勝負が始まる前には、行ったり来たり、お互いしゃがんで、立ち上がり、また戻って塩をまいて・・・の繰り返しのシーンがありますよね。

夕食を作りながら見ている時に、気になって仕方がない時があります。

相撲のルールは下記の通りになります。

 

また仕切り直し?立ち合いのルールは?

 

立ち合いとは、力士同士が呼吸をあわせて「立ち合う」のが語源とされています。

互いの呼吸を合わせてスタートするというのは、確かにスポーツや格闘技では見かけないですよね。

相撲以外で聞いたことがないです。

プロレスやK1などは、最初、お互いのにらみ合いが数分程度ありますが、基本ゴングの音ともに次第にボルテージが上がっていきますね。

 

まず、「相撲の仕切りの基本所作」としては、下記の通りです。

  1. 体を丸くしてしゃがむ蹲踞(そんきょ)の姿勢から立ち上がる
  2. 両者目を合わせつつ腰を落とす
  3. 上体を下げて片手を着く
  4. 両者の合意の成立した時点で、もう片手をついて相手にぶつかって勝負する

 

大相撲のラジオ中継が始まる1928年以前は、お互いの呼吸が合わないと何度でも仕切り直しをしてもOKだったため、中には1時間以上も呼吸が合わなかった取り組みもあるそうです。

調べてみたのですが、いつのどの試合までかはわかりませんでした。

 

さすがに、ラジオ中継で1時間も呼吸が合わず、仕切り直しのアナウンスを伝えるのは、かなり大変ですよね。

「さぁ~今度は、タイミングが合うのでしょうか・・・」

「いやいや・・ここは互いの呼吸が合わない模様・・」

「さて、次で20回目の仕切り直しになります・・・」

みたいな中継になると、さすがにヤバいですよね。

ちなみに、大相撲がテレビ中継されたのは、1953年5月16日にNHKで始まっています。

しつこいようですが、テレビ中継で1時間も仕切り直ししていたら、ある意味歴史に残る名場面になりそうな気もします。何より、夕食が進みませんね。

 

相撲のルールも時代とともに変化しており、特に立ち合いの仕切り直しに関しては、ラジオ中継が始まった、1928年1月場所から「制限時間」が設定されることになりました。

制限時間は呼出が東西の力士を呼び上げてから、勝負審判の時計係が計り始めます。

 

◆時代別の制限時間の変更について

1928年~ 1960年~
(テレビ中継が定着)
  • 幕内10分
  • 十両7分
  • 幕下5分
  • 幕内4分
  • 十両3分
  • 幕下以下2分

 

実際に、私もテレビ中継で大相撲を見ることがありますが、幕内の場合は数えてみると3~4回が多いような気がします。(真剣に数えていないのでアレですけど・・)

なので、幕下以下とかだと、制限時間2分ってことは、1回とか2回くらいなのかな・・と思います。

ちなみにですが、仕切り直しの度に塩をまいて腹回りのまわしをポンポン叩く回数ですが、中には10回くらい叩いている力士もいました。(全員ではないです。)

よって、合計30~40回くらい叩いている感じですかね。(←どーでもいい情報ですね)

 

あと、テレビを見ていて分かったこととしては、審判の行司がテレビ画面の正面を向いたら、ほぼほぼ勝負開始で間違いないと思います。

よって立ち合いや仕切り直しが微妙に長く感じて、見逃してしまわないように、時間や回数などを知っておけば、ちょっと離席しても見たいシーンを見逃さずに済みますね。

 

この部分の情報は、ウィキペディアを参考にさせていただきましたが、とてつもなく膨大に記載されています。ご興味がありましたら、読んでみてくださいね。

 

◆何度も行ったり来たりするのは・・

  • お互いの呼吸を合わせるための所作
  • ただし、制限時間がある

 

相撲は勝敗だけではなく、楽しいシーンもある

 

相撲に限らず他のスポーツでも当てはまりますが、単に勝敗の結果だけを見届けるのも楽しいのですが、別の角度から見ると違った楽しみもあります。

令和元年9月場所6日目の「朝乃山 VS 豪栄道」の試合で、行司が消えるハプニングがありました。

行司が画面右に移動して、勢いよく左端へ移動した際に、バランスを崩して場外へ・・・

行司が土俵にいない状態で決着するシーンがありました。

この時の動画がコチラ

見ているとたまに、笑える大珍事も発生することがあるので、色んな見方があると思います。

 

また、令和2年1月場所で、15日連続同じ席で素敵な女性が観戦されている話題が注目されました。

着ている洋服が毎回違うのもインパクトありますが、その全体の雰囲気がとても気になります。

ツイッターを見ても楽しみにされている方が多いようでした。

このように、単に今回は3月場所か・・とボーっと相撲中継を見るのも良いですが、周りの観客に目線を向けると、意外と楽しい発見もあるかもしれません。

今回の相撲の立ち合いやルールに関しても、周りの時計を確認される方や、ほうきを持ってウロチョロしている方など、周りに多くの人がいるので、目線を変えると見ていて飽きないですね。

 

映画やドラマでもそうですが、ファッションとかも気になりますし・・。

 

【相撲の立ち合いルール】仕切り回数が長い!何度も行ったり来たりするのは何故?まとめ

如何でしたでしょうか。

相撲の勝負が「勝った」・「負けた」だけの結果だけを見るのも良いですが、土俵に上がって勝負をするまでのやり取りも、それぞれの力士の個性を見ることができて楽しいものです。

18:00でテレビ中継が終わるので、日中仕事をされている会社員の方々は頻繁に見ることができないかもしれませんが、たまにある休日の日に楽しんでみては如何でしょうか?

 

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