今回は、「独り言英語」について記事を書いています。
日常で英語を使って仕事や生活をしている人はたくさんいますが、まったく使わなくてもよい生活の人も大勢います。
念願の海外旅行に行ったときや、急に外国人に話しかけられて、「思っている以上に何も話せなかった」、「外国人を実際に目の前にしたら、頭が真っ白・・」「知ってるはずの単語すら出てこなかった・・」という悔しい経験や焦った思い出ってありませんか?
とは言え、英語を学ぶにしても、そもそも話す機会もないし・・
やっぱムリだな・・
と諦めてしまうことは、とても勿体ないことだと思います。
毎日の生活の意識をほんの少し変えるだけで、毎日、英語を使うことになります。
どんな方法なのか早速見ていきましょう!
Contents
英語の独り言フレーズは効率の良い無料学習のやり方です
急に英語を求められたときに、スッと出てこないのは英語の瞬発力が身についていないからです。
英語を話すきっかけがなければ、そのきっかけを強制的に作りましょう。
やり方はとても簡単。
「独り言英語」です。
独り言って誰でも言っているはずです。
口には出さなくても、頭の中で言っていたりしますよね。
そんなイメージです。
もう少し具体的に言うと、架空の彼女や彼氏、友達に話しかけるようなシーンでもいいですし、TEDのように自分がスピーチしている立場を描いてもいいと思います。
あるいは、今自分がやっていること、目にしていること、考えていることなどを英語で言ってみるのも良いですね。
独り言英語のメリットをあげてみます。
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いつでも、どこでも無料で学習ができる
英語を話せるようになるには、真っ先に思いつくのが留学とか英会話スクールがピンッときますよね。
確かに、正しい英語を教えてくれる講師の方々と会話をすることは大切なことです。
以前オンライン英会話の無料レッスンを受けたことがあるのですが、最初はMy name is ○○~とかPlease call me ○○! I live in ○○などの紹介まではいいのですが、後の会話が続かない経験がありました。
テンパりながら、質問として「朝何時に起きたんですか?」言おうと思っても、「起きる」って英語で何て言うんだっけ?となり、頭真っ白になったことを覚えています。
「wake up」すら出てこなかったわけです。
要は、独り言として朝起きる時に「I wake up」とか言いながら行動しておけば、すぐに「wake up」って無意識に言えたわけですよね。
この独り言はいつでもどこでも可能です。
・朝起きた時
・ご飯を食べる時
・歯を磨くとき
・通勤通学をしている時
・カフェでゆっくりしている時
今自分が動作していることや、架空の人物に話しかけることは、独り言英語ならいつでもどこでも可能です。
しかも「完全無料」で。
こんな良いレッスン方法って他にはないですよね。たぶん。
大きな声でブツブツと言う必要はないので(ある意味怖いです)、ささやく形でもいいのでやってみるといいと思います。
声に出した方が絶対いいです。
頭の中ではわかっていても、いざ口に出そうと思っても、声にならない場合があるからです。
どんどん声に出していきましょう。
そうすると、一例ですが下記のようなよく言ってそうなフレーズもポンポンと出てきて楽しくなります。
What did I put my ○○?
⇒ ○○ってどこに置いたんだっけ?
I should have done this first.
⇒ 先にこれをやっておけばなぁ・・(失敗したな・・)
What should I do?
⇒ どうしよう?どーすっかな?
What can I do with this?
⇒どうすりゃいいの?
好きな表現を、好きな場面で使える
英語版の映画やアニメで、かっこいいな~と思ったフレーズを使いたい時ってありますよね。
しかし、現実の生活の中で使えるシーンって頻繁にありますか?
例えば、I fell in love with you when I saw you!(君を見た時に恋に落ちたよ)
とかのセリフがあったとしても、日常の会話で頻繁に言いますか?
これこそ、私には言うタイミングもなければ、きっかけも無いです・・・。
逆にそんなことを日常言っている人がいたら、ひきそうですよね。
でも、独り言英語なら、好きな表現を好きな場面で何回でも使うことができますよね。
なにせ、架空の彼氏、彼女に話しかけているわけですので。
毎回、違う彼女が登場してきても全然OKなわけですよね。
これこそ、日常で使えるタイミングを待っていたら、いつ使えるのか分かりませんし、使わずに人生終了ってこともあるかもしれません。
仮に使えるチャンスが到来と思っても、普段言っていないと、「あららら・・」と絶好のタイミングを逃してしまいそうですよね。
それなら、かっこいいセリフを毎回違う彼女に、何十回、何百回と言い続けた方が楽しいですし、いざ日常でそのセリフを言いたい時には、前後の言葉も含めて、スムーズに口が動くはずです。
何回間違えても、恥ずかしくない
目の前で1000人くらい集まっている人の前で、英語のスピーチをしなければならないとしたら、もう緊張でヤバイですよね。
言葉が詰まったらどうしよう・・
とか考え込んでしまい、何も話せなくなってしまうと困りますよね。
でも、独り言英語では、何度失敗しても恥ずかしくないです。
詰まったところは、何度でも訂正しながら、正しい言い方に変更していくのでどんどん上達していきます。
この表現は正解なのか、間違っているのかな・・と感じれば、今はネットが充実しているので質問などをしながら適切な表現を探していくと良いですね。
まずは、その場しのぎでもいいので自分の言葉で発してみる。
その後に、正しい表現って何だろう・・・と調べてみるという流れが大切です。
曖昧な表現のままだったり、間違った言い方のまま進むと、後で訂正するのは時間の無駄になるので、こまめに調べながらフレーズを増やしていくのがおすすめです。
分からないフレーズなどが出てきたら、調べてみう!
下記の記事もご参考にしてくださいね。
⇒ 無料で英語独学を続けるお役立ちサイト3選【初心者におすすめ】
英語の瞬発力が鍛えられる
先述にも書きましたが、「起きる」という英語すら日常で意識していないとパッと出てきません。
独り言英語を続けていくと、瞬発力が身に付きます。
まずは、朝起きて、寝るまでの行動を言うだけでも効果があります。
「I + 動詞」だけでもパッと言えるのと、言えないとでは全く違います。
仮に、下記のI wake upをパッと言えれば、あとは朝の8時に起きたとかの時間を追加するだけで、会話は膨らみますよね。
at 7 amとか付けるだけです。
I wake up.
I wash my face.
I eat lunch.
I go to school.
I am tired.
I go to bed.
もう少し膨らますと、会話では結構過去形って使いますよね?
家に帰った時、「今日は疲れた~」とか、「ショッピングに行ってきた」とか。
合わせて過去形も把握していくと、もっと瞬発力がアップします。
仕事と家の往復だけだ・・と思っている人でも、絶対朝があって夜があり、何かしろ行動しています。
それを英語にしていくと瞬発力が身に付きます。
英語日記という考え方でスタートしてもいいかもしれませんね。
英語をマスターするにはどのくらいの時間が必要なの?
英語をマスターするには、どのくらいの時間が必要なのか調べたことがあります。
言語学者などによると英語を習得するのに必要な時間は、「約3,000時間以上」と言われています。
学生さんであれば、英語授業がありますし、テスト勉強なども含めると英語学習の時間はコンスタントに取れそうですよね。
でも、社会人になると英語を使う環境でないと、自分で意識したり趣味にしないと継続が難しくなります。
単純計算で、1日1時間英語の勉強をしたとして、1年で365時間です。
3,000時間÷365時間=約8年
という結果です。
中学、高校、大学で英語の授業があったのに・・と私も含め悔やまれる方も多いかと思いますが、復習も兼ねて、独り言英語を生活に取り入れていくことで、その時間は圧倒的に短縮されます。
英語が話せる人が全員、留学しているわけではありません。
留学経験がなくても話せる人もたくさんいます。
毎日の生活を英語モードに切り替えて、じゃんじゃん英語を使っていきましょう。
下記に紹介する「バイリンガールちか」さんのYoutube動画ですが、シアトル出身の帰国子女です。
1人で室内や外で自撮りしながら英語で独り言のように話しかけているスタイルです。
今は少しテイストが変わりつつありますが、使える英語フレーズがバンバン飛び出します。
外で1人自撮りしながら、独り言で話す勇気も素晴らしいです。
⇒ バイリンガール英会話 | Bilingirl Chika
独り言英語のまとめ
如何でしたでしょうか?
独り言英語は、周りに海外の友達がいなくても、あるいは留学しなくても、ちょっと考え方を変えるだけで日常が英語モードに切り替えられる、誰でもできる簡単英語学習です。
ネタは日常のものでOK。
費用は全て無料!
使えるアイテムはどんどん使って、英語をを上達させていきましょう!
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